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2006.02.03 (Fri)

『白夜行』第4話“罪と罰”



 

前回の予告では雪穂が恋をし、亮二が嫉妬に怒り狂うという話が強調されていましたが実際にはだめ男にはまる女、西口奈美江(奥貫 薫)が話の中心でした。相棒の城崎といい真面目な銀行員は悪い男にはまりやすいのでしょうか?

 一方雪穂は亮司への罪悪感を感じつつ篠塚一成(柏原 崇)に惹かれていきます。日の当たらない白夜の中を生きてきた雪穂にとって大企業の御曹司であり、容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能の陽光を浴びるべくして生まれてきた彼がまぶしくて仕方がありません。次回以降もこの三角関係は続きそうです。

 で、タイトルにもなっていたドストエフスキーの「罪と罰」では主人公は罪の意識に耐え切れず罪を告白してしまいますがこちらはどうなるのでしょうか?
 まあもう結末はわかっているのですけどね。これで後半失速したら目も当てられない最終回になりそうです。

 ちなみに私は「罪と罰」は手塚治のマンガ版しか読んでいない軟弱者です。



この先はネタバレを含みます。




【More・・・】

 まず、死んだことにして姿を消した亮司は前回助けたことをネタに元同級生の園村友彦(小出恵介)を、前回の予想通り買春をしたことをネタに銀行員の西口を仲間にします。
 そして西口に勤め先の銀行から不正に顧客情報を持ち出させ、偽造カード作りを始めます。

 しかし、他人でいようといいつつ亮司の新居は雪穂の通う女子大のすぐ近く、しかもサークルの勧誘に混じってウルトラマンの着ぐるみを着て雪穂の様子を見に行ったり(火曜のエンジェルハートみたいだ。)しています。他人とは言いつつも付かず離れずが2人の関係の基本のようです。

 亮司は偽造カードで得た多額の現金を雪穂に送金します。やっていることはバトラーというよりも足長おじさんです。
 雪穂はソシアルダンス部に入り、半年ぐらいは静かな時間が流れました。時間が経過しても事件が起こるのがいつも秋・冬なのは撮影した時期のせいでしょう。
 
 笹垣刑事の方も雪穂の義理の母を訪ねるも彼女が雪穂を温かく見守っていることを知り(犯した罪を知っている?)退散します。
 それにしてもこの唐沢礼子(八千草 薫)、どうも夫も子供もいないようですが、唐沢流の家元としていい生活をしているようですし、雪穂にとってはやっとめぐり合えた良い母親なのではないでしょうか?唐沢母も雪穂に唐沢流を継いでもらうつもりで養女にしたのでしょうか?

 で、いつもどおり事件発生。いつも活路を切り開くためにしたことが後々になって厄介な問題をつれてくるというパターンです。 今回の火元は西口。どうやらまた悪い男に引っかかって不正送金の手伝いをさせられた挙句、上司にばれたらその男が上司を殺し、西口の命も狙われているそうです。

 「換気扇の修理です」なんてべたな手であがりこんで、銀行員だまして不正送金させて、ばれそうになったら殺すって3流チンピラのやることですよ。殺せば足がつくし騒ぎが大きくなるでしょうに。それにもっと大物は銀行幹部と仲良くして銀行から堂々とファミリー企業に不正融資させるものですよ。

 そして相手のヤクザ、榎本から西口を差し出すように脅される亮司。この時の松浦は性格が良く出ています。長いものには巻かれろで、立場が下の人間には強気に出ます。どこまで行っても小悪党だなこいつ。相変わらず亮司にたかって稼ぎをピンはねしているようですし。
  
 それで西口を無事に逃がし、西口の口座から2千万を下ろし、かつヤクザとの関係を断ち切るべく亮司は策を練ります。
 当然松浦の言うように相手の言うことを聞くなんて論外です。そんなことをすれば今後もたかられます。それは松浦で実証済みです。

 一方雪穂は原文の「風とともに去りぬ」を読む篠塚がダンス部のOBであることがわかり、だんだんと心惹かれていきます。亮司への想いと板ばさみになった雪穂は思い出の図書館へ。
 良かった。まだちゃんと図書館司書の谷口さんは登場してくれた。余 貴美子さんはどんな役をやっても暖かいのが特徴ですがこの殺伐としたドラマではほっとできるひと時を作り出しています。彼女はこのまま部外者でいて欲しいですね。

 その後篠塚に送ってもらうことになった雪穂ですが困り果てて(いつも亮司が雪穂を頼るのってこういうときだよね。)雪穂に会いに来た亮司は走り去る車を物憂しげな顔で見る雪穂を目撃します。足長おじさんは娘の幸せを純粋に喜んだりしません。嫉妬に燃える亮司。彼は今回の計画に雪穂を加担させます。

 その内容は西口と雪穂を同じ格好をさせて片方を榎本のところへ、片方をその隙に銀行で金を下ろさせます。

 ここではその前の「傷つけてやろうと思った。」があったので雪穂を榎本に差し出したかと思いましたよ。でも結局西口は殺され、雪穂が行った事は当初は園村に女装させてやらせようとした預金の引き出しのみ。あれは視聴者に対するブラフですか。

 真面目に解釈すると最初は本当に雪穂を囮にして西口を逃がそうとしたものの結局できず、ああいう形になったのでしょう。
 まあ「守りたいと思った。」雪穂との関係は脆く儚いものだったのでそれと同じぐらいの気持ちの「傷つけてやりたいと思った。」も脆く儚い程度の気持ちだったのでしょう。

 それにしてもこの2人は恋愛感情で結ばれているのか共犯者意識で結ばれているのかいまいちはっきりしません。もちろん両方あるようだけど亮司は恋愛感情が強く、雪穂は共犯者意識のほうが強そうですがどうなのでしょうか?

 あと不可解なのは榎本が西口殺害直後に警察に捕まったことです。いくら西口がいなければ不正送金は立証できないにしてもそれで喜ぶのは亮司だけで殺人で捕まれば元も子もありません
 これは手の空いていた亮司が、榎本が西口を殺したのを見計らって(西口がつかまったらアウトだから。)警察に通報したのでしょうか?こうすれば西口も榎本もまとめて処分できて理想的です。

 で、結局損をしたのは最後まで人を信じることをやめられなかった西口と何も知らされていなかった園村だったというわけです。
 でも、追われる身なんだからいきなり確認もしないでドア開けるなよ
 誰も信じないといっている亮司も雪穂のことだけは信じているのですよね。それは雪穂も同じ。だからこそ2人はこの白夜の中を何とか生きていけるのでしょう。




今回の2人の罪状(条数は刑法)

脅迫(222)→2年以下の懲役又は30万円以下の罰金

西口に顧客情報持ち出しを指示

背任教唆(247)→5年以下の懲役又は50万円以下の罰金(正犯の場合)

西口に顧客情報持ち出しを指示

窃盗(235)→10年以下の懲役

ATMから預金の不正引き落とし

殺人幇助(199)→死刑又は無期若しくは3年以上の懲役(正犯の場合)

西口の居場所を榎本に教えた




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昨日ドラマ「白夜行[:強風:]」を初めて見ました[:テレビジョン:]。原作をついこの前読み終えた[:祝:]ので、どうなっているかと思って見たのですが、意外と原作に忠実そうで面白そうでした[:拍手:]。 私は推理小説[:見る:]は、江戸川乱歩[:雷:]・横溝正史[:熱燗:]・赤川次
2006/02/03(金) 21:27:36 | 一言居士!スペードのAの放埓手記

白夜行

 第4話{/star/}{/star/}{/star/}{/star/} 亮司せっかく死亡届出したのに、武田鉄矢全く騙されてないじゃん{/ee_1/}{/hiyob_hat/} 柏原君久々に見たけど相変わらずかっこいい{/ee_1/}{/face_en/}雪穂は柏原君が気になるみたいだね{/hiyo_cock/}でもいくらかっこいいからっ
2006/02/04(土) 14:54:29 | 私の趣味日記

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