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2007.11.25 (Sun)

ダメな議論―論理思考で見抜く

ダメな議論―論理思考で見抜く (ちくま新書) ダメな議論―論理思考で見抜く (ちくま新書)
飯田 泰之 (2006/11)
筑摩書房

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あなたが正しいと信じている意見は本当に自分で考えて正しいという結論に達しましたか?なんとなくとか雰囲気に流されてませんか?

というところから始まり、ダメな議論の定義づけ、そしてダメな議論を見分ける方法論が書かれた本です。

第一章の
・ひとたびある主張が世の中で「常識」とみなされるようになってしまうと、それに対して否定的な態度を取ることは困難。
・しっかりとした論拠を持つ言説よりも、受け手の気分にマッチしたスローガンが評価される。
・説得の際の最大の困難は「相手の心に合わせてやること」
・一度納得したものを否定されるのは不愉快
・論理的な説明やデータによって納得している場合なら、客観的に間違いを指摘すれば見解を変えることも可能だが、感覚的に納得している場合は、本人の感覚(センス)を否定されることになるので納得から抜け出すのは非常に困難。
というのは、実際当てはまることが多いと思う。

そして、おそらく筆者が真に言いたいことは最終章であげられている具体例の数々、経済学者として世間に信じられている誤った説の訂正なのだろうが、皮肉なことにその指摘が筆者の言う「正論は具体的ゆえに批判される」を体現していると思う。

食糧需給率の指摘など、「確かに経済学的には正しいのだろうけど、心情的に…」となりそうな典型だと思う。
まあ普通に正論は感情的に反発されるものだと思うし、だからこそ「何を言うか」と同様「どうやって言うか」「誰が言うか」も重要なのだと思う。

全体的には、着想は面白かったけど、そこからの発展応用性がイマイチかな。後半やや息切れした感がある。

まあよろしければどうぞ。
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