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2006.10.02 (Mon)

【マンガ】医龍12巻感想

医龍 12―Team Medical Dragon (12)医龍~Team Medical Dragon~ DVD-BOX



ドラマの方は11巻が出てから12巻が出るまでに完結してDVD化も決定してますが本編の方はまだまだ続きます。

今、医療マンガはブラックジャックによろしく(現在休載中)やDr.コトー診療所ゴッドハンド輝などがあります。どれぐらいあるんだろうと思って調べたらこんなにあるみたいです(天草の海風へようこそ!様より)。

ブラックジャックによろしく (13)Dr.コトー診療所 (19)ゴッドハンド輝 (30)



一口に医療マンガと言っても題材、テーマは様々で当然その魅力も違います。そんな中で医龍の魅力はリアリティとエンターテイメントのバランスが取れていることだと思います。


主人公の朝田は医局に背を向けて生きる孤高の天才外科医、ブラックジャックみたいなマンガ世界の住人が病院に乗り込んで、難手術を成功させたり、医局の論理を正論(というよりも患者側の視点)で崩していくマンガ的な面白さを担当する一方、医局と言う現実の中で生き、常にいつ失脚するかわからない不安や絶対不利の状況で教授戦に臨んでいる加藤の存在が作品に緊張感を持たせています
そして完成された人物ばかりが登場する中で研修医伊集院は、唯一成長を楽しめるキャラクターであり、医療のことも病院内の政治のことも全くわからないままこの現実と虚構の入り混じった明真大学付属病院に迷い込んだ読者の代表でもあります。
ですからこのマンガは核となる朝田・加藤・伊集院の3人にそれぞれ違ったポジションを与えることで厚みを持たせてる、実質的に主人公は3人いると言っていいと思います。


さらに医龍の話はバチスタと教授戦の2本柱で成り立っています。
当然バチスタは朝田がメイン、教授戦は加藤がメインになっています。ですから12巻のように教授戦だけですと、加藤が活躍するはずなのですが、今回は対立候補の霧島・国立が本格参戦すると言うこともあって影が薄く、逆に今まで典型的なスーパーマンキャラとして描かれてきた朝田の内面に焦点が当てられてきました


【More・・・】

◆感想

最初のフィリップの手術シーンで国立の実力が本物であると見せ付け、さらにERの手術で朝田の国立を上回る実力を見せた展開はいつもの医龍らしい。ただ、それが後で患者死亡、朝田が天才ゆえに周りから浮いてしまいうまくいっていない、そこへ国立がUCLAへの誘いを持ちかける。という展開は見事。
上にも書いたけど朝田はずっとスーパーマンとして描かれてきた、言ってしまえばかっこいいだけで思い入れができないキャラだったので、今回みたいに苦悩を経験することでキャラ的に魅力が深まると思います。
たぶんUCLAには行かないんだろうけど、霧島は弱者救済を打ち出しているし、今まで自分の実力と判断力の高さを武器に周りを一方的に巻き込んできた朝田がどう変わるのか楽しみ。


あと、今まで悪役を野口が一手に引き受けていて、その子飼いの霧島はどうしても影が薄かったのですが今回ようやく本格参戦して来ました。
自分のミスを朝田に押し付けたり、妹にフラれたりと、小悪党臭がぷんぷんする彼でしたが、今回はなかなかの策士振りを見せてくれました。

まず、自分が動かないことで野口を動かせて、自分を切れないようにし、辞任→即選挙で勝利というシナリオを飲ませようとしています。
さらに霧島は演説で医局員の一番の心配事である人事で支持を取り付け、ミキと話をする振りをしながらドアの外で聞き耳を立てている木原に話を聞かせ、木原の名前を知っているか?→俺も木原と同じ凡人だ→だから凡人の気持ちがわかる→木原毅彦だ。という百戦錬磨のキャバ嬢も陥落する見事なツンデレ話法で木原を味方につけました。
霧島は野口とはまた違った小細工を弄するタイプなのでミキの言うとおり思いもよらない策を打ってきそうで楽しみです。

ここで、3人の候補者の特徴を整理してみるとこうなります。




名前肩書き方針
加藤晶明真大付属病院胸部心臓外科助教授患者重視、三権分立、強者が弱者をリードする
霧島軍司北日本大付属病院助教授医師重視、弱者救済
国立笙一郎元UCLA教授、現明真大付属病院救急救命部助教授アメリカ型の改革?



見てみると、霧島と加藤の方針は180度違います。加藤は患者を重視し、教育・臨床・研究の3つに分けることで医局の改革、適材適者で医師配置することで効率的な医師の育成、患者のためのよりよい医療を目指します。
それに対し、霧島はそういった新しい波に乗れない凡人達のために現状維持を掲げています。
加藤の改革がうまく機能するかは実際にやってみないとわからないですが、霧島の理屈だといつまでの凡人は凡人のままで問題は解決せず、伊集院のように凡人でも活躍できる環境を作るためには、やっぱりどこかで未来のために現在を犠牲にする必要があるんじゃないかと思います。
そしてまだ具体的な方針は公表していない国立。彼は改革派であることは確かですが、その方向性はわかりません。ただ、加藤に比べて改革がダイナミックなものになりそうであり、その高い実力とかつてUCLAで既に教授していた経験から同じ土俵で競っていては加藤に勝ち目はありません
しかし、今までの言動から、国立の点は医師の育成にあり、強者重視であることから、患者重視を基本にしつつ、バチスタチームと言う成功例を売りにすることが加藤にとっては最善策でしょうか?

とりあえず木原を味方につけられるかどうかが、教授戦で加藤が勝てるかどうかの試金石になりそうです。あと、誰が勝っても冷遇されそうな野口の動向にも注目です。




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テーマ : マンガ - ジャンル : アニメ・コミック

タグ : 医龍

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