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2006.06.29 (Thu)

キム・ヨンナム氏と家族が28年ぶりの再会

 北朝鮮が仕掛けた今回のキム・ヨンナム氏と家族の再開劇、これはもうすばらしいとしか言いようがないですね。

 最初から北朝鮮は横田めぐみさんの夫の身元が判明することを見越していたのかどうかはわかりませんが、この横田めぐみさんの夫がヨンナム氏であることが判明し、日韓の拉致家族がつながったそのときを見計らって家族の再会を韓国の家族に打診する。
 それによって日韓の連携に亀裂を入れ、統一ムードを盛り上げ拉致の事実を覆い隠し、横田めぐみさん死亡を強調するという状況を一手で大きく変える北朝鮮の策でした。

 しかし、この策のもっとも巧妙なところは、狙いがわかったところで日本は何もできないということです。


【More・・・】




 まず、北朝鮮は今回の再開を南北離散家族再会事業の一環として行いました。これによって日本は当事者ではなくなり、蚊帳の外に置かれたわけです。
 さらに、あくまで今回の再会は離散家族の再会であり、拉致被害者とその家族の再会ではなくなります。よって日本が韓国に何かこのことに口出しすることすら封じられました。韓国も南北統一の悲願達成の1歩である離散家族再会を拒否するはずがないですし、第一当事者たちが再会を望んでいるのですから日本がここで口だしすれば逆に日本が韓国・北朝鮮両国から非難されることとなってしまいます。

 また、今回北朝鮮がヨンナム氏を出してきたのは自分たちの思い通りに動くという自信があったからでしょう。そして、離散家族再会のムードの中で拉致の話題を出しにくくし、念入りにもヨンナム氏の再婚相手を連れて行かせることで前の妻の話題をも出ないようにしていました。

 そして家族との再会の中では余計な話題を出さないようにし、その後の記者会見で北朝鮮の主張を存分に語らせたわけです。

 ここまですべて北朝鮮の思い通りに進み、日本は何も手出しできずただ見ていることしかできませんでした。今回北朝鮮は離散家族の再会という人道的な行為を行っているのですから非難することすらできません。


 …拉致家族の方には悪いですが相手の方が数段上手です。正直この相手から策を弄して拉致被害者を奪還するなんて日本政府・外務省の頭脳ではとてもできそうにないと思いました。

 そもそも、北朝鮮が持っている外交カードは核と拉致被害者の2枚しかありません。両方とも強力ですが使い方が難しい上に、絶対に取られてはいけないカードです。
 そんな状況で北朝鮮は知恵を絞って2枚のカードをうまく見せつつ、しかし取られないように外交をしてきました。それに対して日本は山ほどカードを持っていて有利な立場にあるにもかかわらず、カードを出すそばから取られ、挙句の果てには自分たちの無能さを棚に上げて「日本が自立した外交を行うには軍隊が必要だ。」とかないものねだりを始める始末です。 

 それは今回の報道を見ていてもわかります。
 テレビでは今回の北朝鮮の狙いばかりを取り上げていて、今後少なくとも日本の味方ではなくなった韓国拉致家族とどう付き合っていくか、拉致被害者を奪還するためにはどのような策が有効か、などといった現実的な話はしません。
 政府にいたってはわざわざ官房長官が出てきて「北朝鮮の人間が自分の意見をいえないのは明らか。」とかわかりきったことをこの期に及んで言って、しかもそれで毅然とした姿勢で対北朝鮮外交を行っているとでもアピールしたげです。
 首相は首相で靖国参拝なんて何のメリットがあるのかわからないことして韓国・中国にけんか売ってます。拉致問題解決には両国との連携が有効ということぐらいわからないのでしょうか?
 で、その部下の外交官たちは税金で高級ワイン買って、海外で事件起こして無罪放免にされているような時代錯誤の人間たち。




ダメだこりゃ。






注)まあこんなことを思う人はいないと思いますが念のため。

私は北朝鮮が国としてすばらしいとも拉致被害者が帰って来なくて良いとも書いてません。





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21:53  |  ニュース  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

日本政府の無力さを感じます。
北朝鮮は抜け目がないですね。
♪プリリン |  2006年07月01日(土) 22:44 | URL 【コメント編集】

♪プリリンさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!

本当に北朝鮮は手ごわい相手だと思います。この相手からどうやって拉致被害者を取り戻すかはもっと真剣に考えなければいけないと思いました。
moto |  2006年07月02日(日) 18:22 | URL 【コメント編集】

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