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2009.01.07 (Wed)

渡辺喜美・元行政改革相自民党離党へ

渡辺喜美・元行政改革相の一連の騒動は渡辺氏の離党で落ち着きそうだ。始まりは年末に民主党提出の衆院解散要求決議案に賛成したことだったが、そもそもこれを造反と言うのか疑問だ。渡邊氏は自民党の一員である前に選挙で選ばれた国民の代表なのだから、国益を考え、自らの政治信条に従って行動するのは当然のことではないのだろうか?いくら同じ政党に属しているとはいえ、全く同じ考えの人間など存在しない以上、政党内で意見が対立することはあるだろう。ならばそこで話し合いの上意見を統一しなければならないのに、党議拘束をかけ、従わなかった議員を処分するという方法を取るのだろうか?さらには党内の麻生総理批判に対して「気に入らなければ出て行け」といった発言まで出るのは多種多様な考えの人間がいることが前提の民主主義社会の与党として正しい姿勢なのだろうか?説明責任が叫ばれて久しいが、同じ政党の議員ですら規則で縛り、処分の恐怖をちらつかせないと反対派を説得できないのだとすれば責任政党が聞いて呆れる。

一連の渡辺氏の言動には賛否両論あるだろうし、もちろん彼なりの計算に基づいて行われているのだろう。だが、選挙の時ばかり目立って肝心の当選後は消息不明になるような議員が多い中、自分の意思で単身行動に出た意義は大きい。もし、ただ所属政党の決めた結論に従って投票している議員ばかりならば、議論は形式的な儀式に成り下がり、議員はただの頭数と化し、国会は予定調和にことが進むだけの場所になってしまう。そこには相手の質問に答えることを通じて国民に説明なされることも議論の末により良い結論が出されることもない白けきった空気しかない。

麻生総理が渡辺氏の提言書を読んでいないと言い放ったのは残念な話だった。同じ党内の人間の意見すら真摯に受け止めようとしないのでは、国民の声に耳を傾ける気がないと思われても仕方がないのではないだろうか?

他の自民党議員が彼の行動を売名行為とか規律を乱す行為程度にしか見ていないのも残念な話だ。確かに受け入れなければ離党というのは性急すぎた感もあるが、党内からこういった行動に出たことをもっと真剣に考えるべきではないだろうか?党内から麻生総理にチャレンジされたのだから、その原因を考え、自分たちの行動に理があるのか、何か問題があるのか等自身を見つめ直す良いチャンスになるのではないだろうか?民主党ももし、この騒動を自民党を割るチャンス程度にしか捉えられないのだとしたら程度が知れる。

渡辺氏の行動に対する評価は今後によって変わるだろうが、彼が単なる頭数から抜け出したことに対しては評価されてしかるべきだと思う。

参考
渡辺氏が週内離党へ、解散など求めた提言書の首相拒否で(読売)
「離党するしないは個人の話、答えようない」5日の首相(朝日)
渡辺喜美・元行革相、衆院解散要求決議案に賛成(読売)
「党にいたくない人は出ていけ」…森元首相が批判(読売)
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2008.12.16 (Tue)

忠臣蔵と現代の赤穂浪士

少し遅くなるが12月14日は赤穂浪士討ち入りの日。今日テレビを見ていたら大石内蔵助の背後では朝廷にとって目障りだった吉良上野介を排除したかった水戸光圀つまりは黄門様が糸を引いていたと言う説が紹介されていた。

水戸徳川家は天下の副将軍と言えば聞こえはいいが、江戸幕府においては所詮将軍も出せない傍流。さらに水戸光圀と言えば大日本史に代表されるように幕末の尊皇思想の原点となった存在。番組中では否定されてしまったが、上昇の見込みがない分家が天皇を主君と仰ぎ、朝廷と結んで朝廷の権力強化のために朝廷にとって邪魔な存在を排除したという仮説は中々の説得力があると思った。

さて、忠臣蔵と言えば殿中で浅野内匠頭が吉良上野介に突然切り付け、浅野内匠頭は切腹の上赤穂藩は取り潰しとなったのにも関わらず吉良上野介はお咎めなし。その後大石内蔵助以下赤穂藩の旧藩士47人が吉良邸に討ち入り吉良の首を討ち取ったと言う筋書きだったと記憶している。

強引に現代風に解釈してしまえばこうなるのではないだろうか。赤穂株式会社の浅野社長が不祥事を起こして社長は逮捕、会社は倒産。大石専務以下社員一同路頭に迷うこととなった。元社員の中でも能力やコネがあったものは無事再就職することができたが、それらがない者や社長への忠誠心が強かった大石専務以下47人が残ってしまった。彼らは社長が逮捕される原因にもなったにも関わらず何事もなかったように社会生活を送っている吉良氏に恨みを抱き結託して殺してしまった。と言ってしまうと曲解しすぎだろうか。

現在派遣社員や期間工の大量解雇や新卒予定者の内定取り消しが相次いでいる。赤穂浪士たち同様本人からしてみれば理不尽と思われる理由で突然職を失った彼らは刀の代わりに法律や団体交渉権を武器に立ち上がり始めている。現代の赤穂浪士が戦うのは経営の失敗により職を失う原因となった浅野内匠頭(会社)か経営を悪化させる原因を作った吉良上野介(アメリカ)か、それとも彼らに何の保証を行わない判断を下した将軍徳川綱吉(日本政府)なのか。

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